
「拠点が増えるたびに、Googleビジネスプロフィールの登録や口コミ対応に追われている」。複数の介護施設を運営する法人の経営者・広報担当から、こうした声をよく聞きます。結論から言うと、複数店舗のGoogleビジネスプロフィール(GBP)は、店舗数に応じた登録手順と、本部での権限・情報の一元管理を仕組み化することで、負担を大きく減らせます。
本記事では、複数店舗でのGBP登録方法から、介護施設ならではの管理上の課題と対処法、複数拠点を運用するときのポイントまで、実務目線でまとめました。読み終えれば、自法人の拠点展開に合わせたGBP運用の型が見えてきます。
この記事は、介護施設のMEO対策・Googleマップ集客を支援する「介護のYOHAKU」が、複数拠点を運営する施設からの相談で見えてきた課題を踏まえて構成しています。
- 1. Googleビジネスプロフィールを複数店舗で運用する意味
- 1.1. 地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
- 2. 複数店舗のGoogleビジネスプロフィール登録方法
- 2.1. 10店舗未満の場合|施設ごとに個別登録
- 2.2. 10店舗以上の場合|ビジネスグループを作成して一括登録
- 3. 複数拠点の介護施設に特有の4つの課題と対処法
- 3.1. ①拠点ごとのアカウント管理権限をどう設計するか
- 3.2. ②口コミ返信が拠点ごとにバラバラになる問題
- 3.3. ③拠点新設時のGBP登録フロー
- 3.4. ④なりすまし・重複リスティングのリスクと対策
- 3.5. 地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
- 4. 複数施設のGoogleビジネスプロフィールを運用する3つのポイント
- 5. ミニ事例:複数拠点のGBP運用を整理した施設の取り組み(例)
- 6. よくある質問(FAQ)
- 6.1. 地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
- 7. まとめ
- 8. あわせて読みたい
- 9. 執筆・運営
- 9.1. 地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
Googleビジネスプロフィールを複数店舗で運用する意味
介護施設を探す家族や本人の多くは、施設名や地域名でGoogle検索・Googleマップを使って情報を調べます。GBPは、拠点ごとの営業時間・写真・口コミ・空き状況の発信窓口となり、紹介会社を介さない直接の問い合わせにつながる入り口です。
拠点が1つであれば、施設長や広報担当が個別に管理すれば足ります。しかし拠点数が増えると、話は変わります。「どの拠点のGBPを、誰が、どこまで管理しているか」が見えなくなりやすいのです。更新が止まった拠点、口コミへの返信が遅れた拠点があると、法人全体の印象にも影響します。まずは複数拠点をまとめて登録・管理する仕組みを整えることが出発点になります。

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複数店舗のGoogleビジネスプロフィール登録方法
Googleビジネスプロフィールでの複数店舗登録は、運営する拠点数によって手順が変わります。目安として、10店舗未満か10店舗以上かで作業の進め方が異なるため、まず自法人がどちらに当たるかを確認しましょう。
10店舗未満の場合|施設ごとに個別登録
拠点数が10未満であれば、各拠点のGBPを個別に登録する方法が基本です。施設ごとに名称・住所・電話番号・カテゴリなどを入力し、オーナー確認(郵送や電話などによる本人確認)を行います。手間は拠点数分かかりますが、手順自体は単一施設の登録と大きく変わりません。
10店舗以上の場合|ビジネスグループを作成して一括登録
拠点数が10以上になる場合は、一括登録の仕組みを使うと効率的です。大まかな流れは次の通りです。
- 運営するウェブサイトと同じドメインのメールアドレスでGoogleアカウントを作成する
- GBPの管理画面で「ビジネスグループ」を作成する
- 一括登録用のテンプレート(スプレッドシート形式)をダウンロードする
- テンプレートに各拠点の施設名・住所・電話番号などを入力する
- テンプレートをアップロードし、まとめてオーナー確認をリクエストする
一括登録が不承認になった場合は、記載ミスや同一住所での重複判定が原因になっていることが多いです。次章の「なりすまし・重複リスティング対策」も合わせて確認しておくと、差し戻しを減らせます。

複数拠点の介護施設に特有の4つの課題と対処法
GBPの一般的な登録手順は多くの解説記事で扱われています。ここでは、複数の介護施設を運営する法人ならではの4つの課題と、その対処の考え方を扱います。
①拠点ごとのアカウント管理権限をどう設計するか
複数拠点の運営でまず整理したいのが、権限の設計です。GBPには「オーナー」「メインのオーナー」「管理者」といった役割があり、拠点単位で権限を付与できます。
- 本部(法人):全拠点のメインオーナーとして、情報公開・削除など重い操作の権限を持つ
- エリアマネージャー:担当する複数拠点の管理者権限を持ち、投稿・返信を行う
- 各拠点の施設長・広報担当:自拠点のみの管理者権限で、日々の写真更新や口コミ確認を担当
Googleアカウントそのものを複数人で共有するのは、パスワード管理やセキュリティの面でおすすめできません。役割ごとに個別のアカウントへ権限を付与する形にしておくと、退職・異動があっても権限の付け替えだけで済みます。
②口コミ返信が拠点ごとにバラバラになる問題
拠点数が増えるほど起きやすいのが、口コミへの返信対応のばらつきです。返信が早い拠点と、数週間放置される拠点が混在すると、利用者・家族から見た法人全体の印象が下がりかねません。
対処法としては、本部側で全拠点の口コミ状況を一覧できる体制をつくることが有効です。GBPの通知機能を活用しても、拠点数が多いと見落としが出やすいため、複数拠点分の口コミをまとめて確認・返信できる管理ツールの利用や、返信テンプレート・対応期限(例:3営業日以内に一次返信)をルール化しておく方法が現実的です。
③拠点新設時のGBP登録フロー
新しいデイサービスやグループホームを開設するたびに、GBP登録の担当者や手順がその都度変わってしまうと、公開までに時間がかかったり、記載内容にばらつきが出たりします。
拠点新設時は、①開設予定日の1〜2か月前を目安にビジネスグループへ追加登録する、②入力ルールを社内テンプレート化しておく、③オーナー確認の承認までにかかる期間(数日〜数週間)を見込んでスケジュールを組む、という3点を先に決めておくと、開設準備の中で後回しになりにくくなります。
④なりすまし・重複リスティングのリスクと対策
介護施設は、同一法人内で似た施設名の拠点が近隣に複数あるケースや、フランチャイズ・グループ経営で拠点名が重複しやすいケースがあります。この場合、Googleに「重複店舗」と判定されたり、第三者が誤って情報を編集・登録したりするリスクがあります。
対策としては、施設ごとに固有の電話番号を用意する、拠点ごとにビジネスカテゴリや外観写真を区別する、公式サイトのURLを拠点ごとに用意する、といった基本を徹底することが有効です。万一「なりすまし」や重複が疑われる状態を見つけた場合は、Googleへの問い合わせ窓口から速やかに報告する体制も決めておきましょう。

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複数施設のGoogleビジネスプロフィールを運用する3つのポイント
登録後の日々の運用でも、複数拠点ならではの工夫が効果を左右します。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 店舗コードで拠点を識別する | 各拠点に固有のコードを割り振り、一覧管理・問い合わせ対応時の照合をしやすくする |
| 通知機能・レポートで本部が把握する | 更新エラーや口コミの新着を本部側でも受け取れるようにし、拠点任せにしない |
| 情報項目を標準化する | 営業時間・写真枚数・投稿頻度などの最低ラインを法人内で統一し、拠点間の質のばらつきを防ぐ |
これらは特別なツールがなくても、Googleの標準機能と社内のルール整備だけである程度実現できます。拠点数がさらに増える段階では、複数店舗のGBPをまとめて管理できる外部ツールの導入も選択肢になります。

ミニ事例:複数拠点のGBP運用を整理した施設の取り組み(例)
(例)関東エリアでデイサービスを複数運営する法人では、拠点ごとにGBPの管理者がばらばらで、口コミ返信のスピードにも差がありました。本部で全拠点のオーナー権限を整理し直し、口コミの一次返信を「3営業日以内」とルール化。拠点ごとの月間投稿も最低2回に統一したところ、数か月後には各拠点の返信率にばらつきが出にくくなったといいます。
※本事例は説明のための一般的な例です。実際の成果は施設の状況や取り組み内容により異なります。
よくある質問(FAQ)
Q. Googleビジネスプロフィールで複数店舗を管理するにはどうすればいいですか?
A. 拠点数が10未満なら個別登録、10以上なら「ビジネスグループ」を作成してテンプレートで一括登録する方法が基本です。登録後は、権限設計・口コミ対応・情報更新のルールを本部側で整えることが管理のしやすさにつながります。
Q. Googleビジネスプロフィールで複数店舗の管理はできますか?
A. できます。GBPには複数拠点をまとめて扱う「ビジネスグループ」の仕組みがあり、拠点ごとに管理者権限を付与しながら、本部が全体を把握することも可能です。
Q. 同じ住所や似た施設名で複数登録すると重複判定されますか?
A. 施設名・電話番号・写真などが酷似していると、重複店舗と判定される場合があります。拠点ごとに固有の電話番号や写真を用意する、公式サイトのURLを分けるなど、区別できる情報を整えておくことがリスクを下げます。
Q. 複数店舗のGoogleビジネスプロフィールで口コミ返信も一括管理できますか?
A. Google公式の機能だけでも各拠点の口コミは確認できますが、拠点数が多い場合は、複数拠点分の口コミをまとめて確認・返信できる管理ツールを使うと、対応漏れや遅れを防ぎやすくなります。
Q. 複数人でGoogleビジネスプロフィールの管理権限を分けることはできますか?
A. できます。オーナー・管理者といった役割ごとに個別のアカウントへ権限を付与できるため、法人共通のアカウントを複数人で共有する必要はありません。

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まとめ
複数店舗のGoogleビジネスプロフィール運用は、登録手順そのものよりも、拠点が増えたあとの権限設計・口コミ対応・情報の標準化で差がつきます。10店舗未満か以上かで登録の進め方を確認したうえで、本部と拠点の役割分担、拠点新設時の手順、なりすまし・重複対策までルール化しておくことが、法人全体でGoogleマップ集客の質を保つ土台になります。
今日からできる一歩は、自法人の全拠点のGBPを一覧にし、「誰が管理者か」「直近の口コミにいつ返信したか」を棚卸しすることです。抜けている拠点があれば、そこから権限とルールを整えてみてください。
複数拠点分のGBP整備やルールづくりを自社だけで進めるのが難しい場合は、「介護のYOHAKU」のMEO対策・口コミ対応支援もご活用いただけます。
こんなお悩みはありませんか?
□ 拠点が増えるたびにGoogleビジネスプロフィールの登録・確認作業に追われている
□ 拠点ごとに口コミへの返信対応がバラバラで、本部から実態が見えない
□ 複数拠点の情報を誰がどこまで編集できるのか、権限管理があいまいになっている
□ 同じ法人名・似た施設名の拠点が近くにあり、重複判定や誤登録が心配
「介護のYOHAKU」では、
・複数拠点のGoogleビジネスプロフィールを最適化する「GBP最適化」
・各拠点の魅力を伝える「記事・投稿支援」
・口コミ・コメントへの対応を支援する「口コミ対応支援」
を通じて、複数施設のGoogleマップ集客を支援しています。
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執筆・運営
執筆:介護のYOHAKU編集部(介護施設向けMEO対策・Googleマップ集客支援)
運営者「介護のYOHAKU」が提供する支援サービス
- Googleビジネスプロフィールの最適化「GBP最適化」
- 施設の魅力を伝える「記事・投稿支援」
- 口コミ・コメントへの対応を支援する「口コミ対応支援」
本記事は一般的な考え方・手順を整理したものであり、Googleビジネスプロフィールの仕様・登録条件は変更される場合があります。最新の操作方法・登録条件はGoogle公式のヘルプページを必ずご確認ください。また、施設名・法人情報の扱いについては、自法人の運営規程にも照らしてご判断ください。

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