介護スタッフイラスト

「新人がすぐに辞めてしまう」「介護職員同士の連携がうまくいかない」——そんな悩みを抱える施設長・管理者の方に向けて、チームビルディング研修の効果と選び方を、進め方の具体例つきで解説します。

チームビルディング研修とは?介護現場で注目される理由

チームビルディング研修とは、対話やワークを通じてチームメンバーの相互理解を深める研修です。目標に向かって協力し合える組織づくりを目的とし、企業の新人研修や管理職研修で広く使われてきました。近年は介護現場でも導入が進んでいます。

介護現場には、他業種にはない特有の難しさがあります。シフト制勤務のため職員全員が顔を合わせる機会が少なく、日中・夜勤で関わるメンバーも入れ替わります。さらに介護職・看護職・リハビリ職・栄養士など多職種が同じ利用者に関わるため、専門性の違いから意思疎通のズレが生じやすい環境です。こうした構造的な事情が、人間関係の悩みや連携ミスにつながりやすいと考えられます。

職員定着、人間関係、チームづくり、数字管理。

施設ごとに課題は異なります。

まずは現状をお聞かせください。

介護施設でチームビルディング研修が必要な3つの理由

理由1:新人・中途職員の孤立と早期離職を防ぐ

介護業界は人手不足が続いており、新人・中途採用者の早期離職は多くの施設で共通の課題です。入職直後は業務を覚えることに精一杯で、職場の人間関係に馴染む余裕がないまま孤立してしまうケースが少なくありません。チームビルディング研修は、業務外の対話を通じて「話しやすい信頼関係」をあらかじめ作っておく機会になります。

理由2:多職種連携の壁を越える

介護・看護・リハビリ・栄養など異なる専門職が連携する現場では、それぞれの立場や優先順位の違いから、情報共有が形式的になりがちです。チームビルディング研修で互いの業務や考え方を理解し合うことで、日常の申し送りやカンファレンスの質が上がりやすくなります。

理由3:「言った言わない」を減らし情報共有の質を上げる

シフト制で顔を合わせる時間が限られる職場では、伝達漏れやすれ違いが起きやすいものです。研修を通じてチームの共通言語や報連相の型を共有しておくことで、日々の情報共有の摩擦を減らす土台になります。

ガッツポーズをする介護職員

研修で扱う内容と代表的なプログラム例

チームビルディング研修の内容は目的に応じて設計しますが、代表的な要素は次の通りです。

プログラム例内容目安時間
アイスブレイク・自己開示ワーク普段話さない職員同士の緊張をほぐす10〜15分
価値観共有ワーク「なぜこの仕事を選んだか」を共有し相互理解を深める20〜30分
ケーススタディ・ロールプレイヒヤリハット事例をもとに多職種で対応を検討する20〜30分
ふりかえり・アクションプラン学びを現場の行動にどう活かすかを言語化する10〜15分

一般的な研修は60〜120分程度で構成されることが多く、対面・オンラインいずれの形式でも実施可能です。介護現場向けに設計する場合は、実際のヒヤリハットや申し送りの場面を題材にすると、学びが日々の業務に直結しやすくなります。

介護 研修

研修効果を高める3つのポイント

ポイント1:目的とゴールを数値で明確にする

「なんとなくチームワークを高めたい」ではなく、「新人職員の1年以内離職率を◯%改善する」「多職種カンファレンスの所要時間を◯分短縮する」など、研修の狙いを指標として言語化しておくと、効果検証がしやすくなります。

ポイント2:研修を1回で終わらせない

チームビルディングは単発の研修で完結するものではなく、日常の関わり方に落とし込んでこそ効果が定着します。研修後に振り返りの機会を設ける、リーダーが日常業務の中で学びを言語化して伝えるなど、継続的なフォローアップの設計が欠かせません。

ポイント3:参加しやすい形式を選ぶ

夜勤明けの職員や複数拠点を抱える法人では、対面研修への参加そのものがハードルになることがあります。オンライン研修であれば移動時間がかからず、施設の状況に応じて参加しやすい形式を選べます。

職員定着、人間関係、チームづくり、数字管理。

施設ごとに課題は異なります。

まずは現状をお聞かせください。

研修の選び方|外部研修会社・内製ワークショップ・オンライン研修を比較

チームビルディング研修の導入方法には、主に次の3つの選択肢があります。それぞれに向き不向きがあるため、自施設の状況に合わせて選ぶことが大切です。

選択肢メリット留意点
外部研修会社(対面)専門講師によるノウハウが得られる費用が高くなりやすい/講師の移動調整が必要
内製ワークショップコストを抑えやすい/自施設の課題に合わせやすい進行役の負担が大きい/効果が属人化しやすい
オンライン研修(介護業界特化型)移動時間ゼロで全国どこからでも参加できる/業界特有の課題に即した内容対面ならではの一体感はやや作りにくい

比較の際は、費用だけでなく「介護現場の課題を理解した内容か」「継続的にフォローできる体制があるか」「職員が参加しやすい形式か」を合わせて確認することをおすすめします。

こうした選択肢の一つとして、介護のYOHAKUでは介護業界特化のチームビルディング研修(90分・ZOOM開催)を提供しています。全国どこの施設からでもオンラインで参加でき、移動時間がかからないため、シフト調整の負担を抑えて導入しやすいことが特徴です。職員間の連携や、新人・中途職員の早期定着に課題を感じている施設向けに、介護現場でよくある場面をもとにしたワークを行います。

ミーティング 介護スタッフ

よくある質問(FAQ)

Q1.チームビルディング研修とは具体的に何をするのですか?

A.対話ワークやケーススタディなどを通じて、チームメンバーの相互理解と協力関係を築く研修です。介護現場向けでは、多職種連携やヒヤリハット事例を題材にすることが多くあります。

Q2.研修の費用相場はどのくらいですか?

A.外部研修会社に依頼する場合、内容や時間によって幅がありますが、数万円〜十数万円程度かかることが一般的とされています。オンライン研修では1名あたり数千円〜という比較的導入しやすい価格帯のサービスもあります。

Q3.オンライン研修でもチームビルディングの効果はありますか?

A.画面越しであっても、対話やワークを通じた相互理解は得られやすいといえます。夜勤明けの職員や複数拠点の法人でも参加しやすいというメリットもあります。

Q4.少人数の施設でも実施できますか?

A.人数の制約は研修会社やプログラムによって異なりますが、少人数向けに設計されたプログラムであれば、小規模施設でも実施可能です。導入前に対象人数を伝えて確認するとよいでしょう。

Q5.新人研修や初任者研修との違いは何ですか?

A.初任者研修・実務者研修は個人の資格取得を目的とした制度上の研修です。一方チームビルディング研修は、既存の職員も含めたチーム全体の連携・関係づくりを目的とする点が異なります。

職員定着、人間関係、チームづくり、数字管理。

施設ごとに課題は異なります。

まずは現状をお聞かせください。

まとめ

チームビルディング研修は、新人・中途職員の孤立防止や多職種連携の質の向上に役立つ取り組みです。導入にあたっては、目的を数値で明確にし、1回で終わらせずフォローアップまで設計すること、そして職員が参加しやすい形式を選ぶことがポイントになります。外部研修会社・内製ワークショップ・オンライン研修それぞれの特徴を踏まえ、自施設に合った方法を選んでみてください。

介護のYOHAKUでは、介護業界特化のチームビルディング研修(90分・ZOOM開催・全国対応)を期間限定価格でご案内しています。職員間の連携や新人・中途職員の定着に課題を感じている施設長・管理者の方は、下記より詳細をご確認ください。

こんなお悩みはありませんか?

  • □ 新人・中途職員がなかなか定着しない
  • □ 職種間の連携がうまくいかず、情報共有にすれ違いが多い
  • □ 職員同士の人間関係で相談を受けることが増えている
  • □ 外部研修は費用も移動負担も大きく、導入に踏み切れない

介護のYOHAKUでは、上記のようなお悩みに対して「①介護業界特化KPI研修」「②チームビルディング研修」「③ZOOMによる職員個別面談」の3つのプログラムをご用意しています。

▶ チームビルディング研修の詳細・お申し込みはこちら

あわせて読みたい

著者・監修

執筆:介護のYOHAKU編集部

運営:介護のYOHAKU(介護施設向け研修・職員支援サービス運営)

職員定着、人間関係、チームづくり、数字管理。

施設ごとに課題は異なります。

まずは現状をお聞かせください。