
Googleビジネスプロフィール(GBP)の設定画面を開くと、「ビジネスカテゴリ」という項目で迷う施設担当者は少なくありません。「介護施設」「デイサービスセンター」「老人ホーム」「訪問介護事業所」など似た名前の候補が並び、どれを選べば検索結果に正しく表示されるのか分かりにくいためです。この記事では、介護施設に関係するカテゴリの種類、メインカテゴリと追加カテゴリの違い、複数カテゴリを設定するときの考え方、カテゴリ選びが検索結果に与える影響を整理して解説します。
1. GBPのカテゴリとは|メインカテゴリと追加カテゴリの違い
結論から言うと、GBPのカテゴリとは「その施設が何を提供する事業所か」をGoogleとユーザーの双方に伝える設定項目で、メインカテゴリ1つ+追加カテゴリ複数という構造になっています。
| 項目 | 役割 | 設定できる数 |
|---|---|---|
| メインカテゴリ | 施設の中心的な事業内容を表す。検索結果での表示や、施設名の下に出る業種名(例:「介護施設」)に反映される | 1つのみ |
| 追加カテゴリ | メインカテゴリだけでは伝えきれない、提供しているその他のサービスを補足する | 複数(実務上は関連性の高いものに絞るのが基本) |
カテゴリはGoogle側があらかじめ用意した候補(数千種類)から選ぶ仕組みで、自由入力はできません。介護施設の場合、候補として代表的なのは次のような名称です(表記は執筆時点のものであり、Google側の統廃合・追加により変わる場合があります)。
- 介護施設
- デイサービスセンター
- 老人ホーム
- 訪問介護事業所
- 高齢者福祉サービス
一般的な業種一覧記事と、介護施設向け解説の違い
検索結果の多くはコンビニ・飲食店・美容室など業種を横断した「4,000件超のカテゴリ一覧」を掲載する記事です。しかし介護施設の担当者が本当に知りたいのは、数千件の中から自施設のサービス形態に合う候補をどう絞り込むかという実務判断です。本記事では一覧の網羅ではなく、介護施設が実際に直面する「デイサービスとショートステイを両方やっている」「訪問介護と居宅介護支援を併設している」といった複数事業型の判断基準に絞って解説します。

地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
介護施設のMEO集客をトータルサポートします
地域で一番見つかる施設になりませんか?
紹介会社だけに頼らず、自社で集客する仕組みを作りたい。
手間なく、地域で愛される施設づくりを始めましょう。
小規模施設、地方施設、大歓迎。
まずは現状をお聞かせください。
2. 介護施設に関連する主なカテゴリ例
介護事業所は運営するサービス形態によって、当てはまるメインカテゴリの候補が変わります。代表的な組み合わせを整理すると次のとおりです。
| 施設・事業所の形態 | メインカテゴリ候補の例 | 補足として検討する追加カテゴリの例 |
|---|---|---|
| 特別養護老人ホーム・有料老人ホーム | 老人ホーム、介護施設 | 高齢者福祉サービス |
| デイサービス(通所介護) | デイサービスセンター | 介護施設、高齢者福祉サービス |
| 訪問介護事業所 | 訪問介護事業所 | 高齢者福祉サービス、介護施設 |
| 居宅介護支援事業所(ケアマネ事業所) | 介護施設、高齢者福祉サービス | (事業所の性質上、近しい候補から選定) |
| 小規模多機能型居宅介護 | 介護施設 | デイサービスセンター、訪問介護事業所 |
候補の名称や区分は、Googleのカテゴリ体系の更新に伴って追加・変更・統合されることがあります。 実際の設定時は、上表を参考にしつつ、必ずGBPの管理画面上でカテゴリ名を検索し、最新の候補一覧から選んでください。表に載っていない候補が新設されている場合もあります。

3. カテゴリの選び方3原則
上位表示されている解説記事や公式ヘルプの共通トピックを整理すると、カテゴリ選びの判断基準は次の3点に集約されます。
- 正確性:実際に提供しているサービスと一致するカテゴリを選ぶ。「デイサービスをしていないのに老人ホームだけを名乗る」など、実態とずれた選定は避ける。
- 具体性:候補の中でもっとも事業内容を具体的に表す名称を優先する。「介護施設」という総称よりも「デイサービスセンター」のように事業形態が特定できる候補があれば、そちらをメインカテゴリに据える。
- 検索意図との一致:家族や本人が「〇〇市 デイサービス」のように検索したときに、その検索語に対応するカテゴリを設定できているかを確認する。
ミニ事例(例):メインカテゴリを見直したケース
課題:通所介護と訪問介護を併設する法人で、メインカテゴリを「介護施設」という総称のまま設定していた。
施策:主軸事業である通所介護に合わせてメインカテゴリを「デイサービスセンター」に変更し、訪問介護は追加カテゴリに設定し直した。
結果:「〇〇市 デイサービス」に近い検索語での表示機会が増えた(施設により効果の出方は異なるため、実績数値は個別に要確認)。

4. 複数カテゴリを設定するときの考え方
複数のサービスを提供している事業所ほど、追加カテゴリの設定で迷いやすくなります。判断の目安は次のとおりです。
- メインカテゴリは中心となる1つの事業に絞る:複数の事業を並列で「メイン」にはできないため、来所者数・収益の柱・今後力を入れたい事業のいずれかを軸に決める。
- 追加カテゴリは関連性の高いものだけに絞る:思いつく限り追加すると、Googleに事業内容が曖昧に伝わる可能性があるため、実際に提供しているサービスに限定する。
- 事業の性質が大きく異なる場合は施設を分けて登録する:たとえば同一法人でも住所が異なる複数の事業所を運営している場合は、施設ごとに個別のGBPを作成し、それぞれに適したカテゴリを設定するのが基本です。
複数の事業所を一体のGBPにまとめてしまうと、事業所ごとの強みが埋もれてしまう点に注意してください。デイサービスの送迎対応、訪問介護の対応エリアなど、それぞれの事業所が持つ強みが検索結果に反映されにくくなります。

地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
介護施設のMEO集客をトータルサポートします
地域で一番見つかる施設になりませんか?
紹介会社だけに頼らず、自社で集客する仕組みを作りたい。
手間なく、地域で愛される施設づくりを始めましょう。
小規模施設、地方施設、大歓迎。
まずは現状をお聞かせください。
5. 該当するカテゴリが見当たらないときの対処法
介護保険サービスの中には、Google側の候補に完全一致する名称が見当たらないケースもあります。その場合の考え方は次のとおりです。
- もっとも近い候補を選ぶ:完全一致がなくても、事業内容にもっとも近いカテゴリを選定する。
- サービス内容は「説明文」や「投稿機能」で補足する:カテゴリで表現しきれない詳細(対応エリア、送迎の有無、受け入れ条件など)は、ビジネス情報の説明文や投稿で補足すると利用者に伝わりやすくなります。
- Google公式ヘルプ・管理画面の最新候補を確認する:カテゴリの候補は随時追加・更新されるため、「以前は無かった候補が追加されている」ケースもあります。設定前に必ず最新の候補一覧を確認してください。
不適切なカテゴリを無理に選ぶと、ポリシー上の問題や、意図しない検索語での表示につながることがあります。近しい候補が複数ある場合は、実際にその候補で検索してヒットする周辺の施設を確認し、自施設と似た性質の事業所が選んでいる候補を参考にするのも一つの方法です。

6. カテゴリ選びが検索結果に与える影響
カテゴリは、GBPの中でも検索結果への影響が大きい設定項目のひとつとされています。主な影響は次の3点です。
| 影響の種類 | 内容 |
|---|---|
| 表示される検索語の範囲 | メインカテゴリに対応する検索語(例:「デイサービス」)で表示されやすくなる |
| 利用できる機能の違い | カテゴリによって、投稿の種類や予約リンクなど利用できる付随機能が変わる場合がある |
| 施設名の下に出る業種表示 | 検索結果や地図上で、施設名の下に表示される業種名がメインカテゴリに連動する |
カテゴリを変更すると、これまで表示されていた検索語での露出が変わる可能性があります。 メインカテゴリの変更は、既存の集客状況に影響する場合があるため、変更前に「なぜ変えるのか」「どの検索語での表示を狙うのか」を整理してから行うことをおすすめします。判断に迷う場合や、変更後の効果を測定したい場合は、Googleビジネスプロフィールのインサイト(検索語のデータ)を変更前後で比較する方法もあります。

7. カテゴリを変更・追加する方法
カテゴリの変更・追加は、GBPの編集権限を持つアカウントであれば数分で行えます。
- GBPの管理画面にログインする
- 対象の施設情報を開き、「情報」または「プロフィールを編集」を選択
- 「ビジネスカテゴリ」の項目で鉛筆マーク(編集アイコン)をクリック
- メインカテゴリを変更する場合は既存のカテゴリを削除し、新しいカテゴリ名を入力して候補から選択
- 追加カテゴリを設定する場合は「別のカテゴリを追加」から同様に候補を選択
- 保存すると、変更内容が反映される(反映までに数日かかる場合があります)
カテゴリの大幅な変更を行うと、Google側で内容の再確認が入る場合があります。 その間、一時的に情報が非表示になることもあるため、繁忙期や広報のタイミングを避けて余裕のあるときに実施すると安心です。
注意:Googleビジネスプロフィールのカテゴリ体系・候補・設定画面の仕様は、Google側の方針により変更・追加が頻繁に行われます。本記事の内容は執筆時点の情報に基づくものであり、実際の候補一覧や操作画面は異なる場合があります。最新のカテゴリ一覧・設定方法は、必ずGoogle公式ヘルプまたはGBPの管理画面上でご確認ください。

地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
介護施設のMEO集客をトータルサポートします
地域で一番見つかる施設になりませんか?
紹介会社だけに頼らず、自社で集客する仕組みを作りたい。
手間なく、地域で愛される施設づくりを始めましょう。
小規模施設、地方施設、大歓迎。
まずは現状をお聞かせください。
8. よくある質問(FAQ)
Q1. Googleビジネスプロフィールのメインカテゴリと追加カテゴリの違いは何ですか?
A. メインカテゴリは施設の中心的な事業内容を表すもので1つだけ設定でき、追加カテゴリはそれ以外に提供しているサービスを補足するために複数設定できます(本記事1章)。
Q2. 介護施設が使えるカテゴリにはどんな例がありますか?
A. 「介護施設」「デイサービスセンター」「老人ホーム」「訪問介護事業所」「高齢者福祉サービス」などが代表的です。候補は随時更新されるため、設定時は管理画面上の最新候補もあわせてご確認ください(本記事2章)。
Q3. 該当するカテゴリが見つからない場合はどうすればいいですか?
A. もっとも近い候補を選んだうえで、カテゴリで表現しきれない部分は説明文や投稿機能で補足するのが基本です。候補は追加・更新されることがあるため、時期を置いて再確認するのもおすすめです(本記事5章)。
Q4. カテゴリを変更すると検索結果にどう影響しますか?
A. メインカテゴリに対応する検索語での表示のされ方や、施設名の下に出る業種表示が変わる可能性があります。既存の集客状況に影響することがあるため、目的を整理してから変更してください(本記事6章)。
Q5. カテゴリはどこで変更・追加できますか?
A. GBPの管理画面で対象施設の「情報」を開き、「ビジネスカテゴリ」の編集アイコンから変更・追加できます。反映までに数日かかる場合があります(本記事7章)。

まとめ
GBPのカテゴリ設定は、家族や本人が施設を探すときの「最初の入り口」を左右する重要な項目です。ポイントを整理します。
- カテゴリはメインカテゴリ1つ+追加カテゴリ複数という構造。中心事業をメインに、関連サービスを追加カテゴリで補う。
- 選び方の基準は正確性・具体性・検索意図との一致の3つ。
- 複数の事業を運営している場合は、中心事業でメインカテゴリを決め、性質が大きく異なる事業は施設を分けて登録する。
- カテゴリの変更は検索結果への表示に影響するため、目的を整理してから行う。
- 最新のカテゴリ一覧は随時更新されるため、設定前にGoogle公式ヘルプ・管理画面で必ず確認する。
「自施設に合うカテゴリが分からない」「今の設定が集客につながっているか分からない」という場合は、専門家に一度見てもらうのも一つの方法です。
こんなお悩みはありませんか?
□ 自施設に合うGBPのカテゴリが分からない
□ 複数のサービスを提供していて、どれをメインカテゴリにすべきか迷っている
□ 現在のカテゴリ設定が集客につながっているか分からない
□ カテゴリ以外も含めてGoogleマップ集客の設定を見直したい
介護のYOHAKUでは、介護施設向けのMEO対策・Googleマップ集客支援サービスを通じて、カテゴリ設定を含むGBPの運用改善を支援しています。
あわせて読みたい
- 介護施設SNS運用で魅力と認知度をアップする方法
- 介護施設ホームページ制作で集客と信頼を掴む30のポイント
- 介護施設経営を成功させるためのポイントと課題解決のヒント
- 介護業界で成果を出すKPIの設定方法
- 介護業務改善に役立つアンケート例と導入手順
著者・監修
執筆:介護のYOHAKU編集部
介護施設の採用・広報・集客支援を行う「介護のYOHAKU」が、現場のGoogleマップ集客の実務に基づいて執筆しています。
※本記事はGoogleビジネスプロフィールのカテゴリ体系の変更に応じて内容を見直す場合があります。

地域で選ばれる介護施設への道をサポート!
介護施設のMEO集客をトータルサポートします
地域で一番見つかる施設になりませんか?
紹介会社だけに頼らず、自社で集客する仕組みを作りたい。
手間なく、地域で愛される施設づくりを始めましょう。
小規模施設、地方施設、大歓迎。
まずは現状をお聞かせください。


